玄関扉にぶつけて自転車後輪スポーク破断。ホイール振れで修理に1週間

ゴールデンウィークの中日、ジャージに着替えて日焼け止めもたっぷり塗って、意気揚々とツーリングに行こうとした矢先、自宅の玄関に自転車をぶつけてスポークが折れてしまった。

コツンというよりはゴッというくらいぶつけて、たまたま打ち所が悪かったのかニップルの部分で根元から折れていた。前にもこういうぶつけ方をしたことはあるが、5年くらい乗ったホイールで金属疲労が蓄積していたのかもしれない。思い出せば、一度荒川沿いの自転車どめ障害物に引っ掛けてスポークを曲げたことがあったので、その影響もありそうだ。

7年間ロードバイクに乗っていて、初めて遭遇したスポーク折れ。せっかくの休日が機材メンテで潰れるという、よくある1日になってしまった。仕事は休み・体調・天候と条件がそろった絶好のサイクリング日和だっただけに残念だ。

スポンサードリンク

サピムのスポークは細くて弱すぎる

NOVATEC JETFLYホイールのリムは「Sapim Laserダブルパテッド」という仕様になっている。完組ホイールしか買ったことがないので部品に詳しくないが、完成車についてきたWH-R500のそれよりは見るからに細い。軽量・エアロ仕様で空気抵抗は少なそうだが、その分衝撃には弱かったといえる。

ホイール購入時のスペアパーツでスポークも付いてきたが、ややこしいことに前後輪の右と左で形状が違うらしく、ニップルと合わせて1セットずつしかない。折れたのは後輪の非ドライブ側1本で、とりあえず交換には間に合いそうだ。

よく見ると折れているのはニップル部分だけに見えるので、スポークは使いまわしできないだろうか。しかし傷んだスポークは、リムに影響が出る前に交換が前提だろう。寿命的なものが原因なら、次々と折れていっても不思議でない。

リムの中でカラカラ転がっていた残骸も、穴からうまく取り除けた。

1本折れただけでもホイールの振れが激しく、いずれにしても修理後の振れ取りが必要だ。このあたりは工具もノウハウもないので完全にショップ任せになる。自宅から最寄りのプロショップに持ち込んで、取り扱っていないメーカーだったが快く修理を引き受けてもらえた。

ただし連休中ということもあり、作業待ちが立て込んでいて納期は1週間以上…せっかくの連休はもう乗れないことになってしまった。レース直前でなかったのが不幸中の幸いだ。

ホイールが振れて回らない

わずか1本でもスポークを失ってしまうと走行不能になる。ウェブで調べると「1本くらい折れてもしばらく乗れる」という情報もあったが、ママチャリとロードバイクでは話が違うのかもしれない。すぐにホイールがブレーキどころかチェーンステーにこすれるくらい振れて、全然回らなくなってしまった。ブレーキのネジを回して全開放しても、らちが明かない。

折れたのが前輪であれば、まだ自走できる可能性もありそうだ。後輪は左右でスポークの本数が違ったり、微妙なバランスとテンションで支えているようなので、1本でも外れるとアウトなようだ。

山奥のツーリング中にスポークが折れたら、もう自転車を担いで最寄りのバス停、駅かタクシーを探すしかないだろう。車輪が回らないので、歩きながら転がすこともできず、始終バイクをかついで移動することになる。スポークのトラブルは、パンクやタイヤ関係よりダメージが大きい。

修理と振れ取りはショップ任せ

近所のショップには念のためバイク本体ごと持ち込んだが、タイヤを外すところから工賃を取られるとわかった。そのためバイクを担いでいったん持ち帰り、ホイールむき出しの状態にしてからまた預けに行った。カーボンフレームで10kg前後とはいえ、さすがに1kmかついで歩くのは疲れる。

今後輪に着けているタイヤは、ケガのブランクも含めて3年近く使っているIRCのX-Guard。ビードを上げるのに挫折して、チューブを入れてからはノートラブルだった。さすが頑丈なタイヤで、耐パンク性能だけでなく通常使用の耐久性も高いようだ。

とはいえ固いので、チューブレス用のタイヤレバーを使ってもなかなか外れない。昔のクリンチャータイヤは素手でも外せた気がするが、ビードが固くてまったくレバーが食い込まない。どうやらチューブに空気が少し残っていたようで、バルブを操作して完全に出し切ったらなんとか外せた。

ショップの見積もりは振れ取りも含め4,000円はかかる予定。それでも自転車をかついでいける徒歩圏内に、対応してもらえるお店があったのはラッキーだった。

GIANTやTREKの直営店でも、交渉次第で他メーカーの修理を引き受けてもらえるようである。そういう街の自転車屋さんという役目を果たすことで、じわじわファンが増えるのかもしれない。知り合いがクロスバイクを買うのに付き合ったが、近所のGIANTショップに恩があるのか、最初からブランドはそこと決めてあった。

スポーク折れは、自転車に乗っていればいずれ経験するトラブルだったのだろう。ちょうど練習に出かける前で気分的にがっくりしたが、山の中やレース中でなくてよかったと思う。タイミングによっては修理に日数がかかるというのも勉強になった。

予備ホイールは持っておきたい

自転車のタイヤは軽さより耐久性志向に変わってきたが、今回の一件でホイールも頑丈な方がよさそうに思われてきた。練習用に限れば、ホイールは重い方がトレーニングになる。水泳用の水着でも、わざとワッフル状の素材にして水の抵抗を高めたものがある。

WH-R500のリムハイトを高くして重量増になったWH-R501-30などは、鉄下駄を通り越してマウンテンマゾヒスト用の拷問装置と呼べそうだ。サピムのスポークは針金のように細いが、金属丸棒のようにがっしりしたR500のスポークがなつかしい。

R501-30は格安グレードなのになぜかカラーバリエーションがある。レアなホワイトカラーはプレミア価格で5万円を超えているのがまたうける。

NOVATECに買い替えたあとは、ローラー台の肥やしにしてそのまま人に譲ってしまったR500。別にあれでも1日300kmくらい走って、東京から富士山一周日帰りできたくらいだ。ホイールの基本性能という面ではデュラエースグレードと変わらず、体重や脚力次第では500gの重量差など、気分的なものにすぎないのかもしれない。

家が狭くて置き場に困るが、たまにレースに出るくらい自転車に乗るなら、予備ホイールは備えておいた方がいい気がする。1万円くらいのR501でも、直前のホイールトラブル&出走キャンセルでエントリー代をふいにするよりはましといえよう。

スポンサードリンク