都民の森~三頭山ツーリング・トレラン(ハセツネ練習)

今年に入ってから大岳山、御前山を踏破し、奥多摩三山は残すところ最深部、最高峰の三頭山(みとうさん)のみ。さすがに武蔵五日市から尾根沿いに縦走するのはしんどいかと思ったが、一番メジャーな登山口の都民の森までバスで行くと、片道1時間強で940円。ここは登山装備で自転車に乗って、都民の森まで自走してみることにした。

登山中もStravaをつけっぱなしだったが、自動停止せずちゃんと動いていたようだ。三頭山への登山500mくらいが獲得標高に加算されていると思う。

※後日Stravaの獲得高度を検証したら、まったくあてにならないことがわかった。

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ロードバイク自走&トレラン計画

SPD-SLのビンディングペダルを普通のスニーカーでこぐのは慣れている。靴の履き替えを省くため、今回はトレランシューズでそのまま出発することにした。

武蔵五日市を超えて檜原街道へ。今日の自転車登坂は少なめの予定なので、景気よく足を回しながら飛ばしていく。奥多摩を走っていて、年齢とともに他の自転車を抜く数より抜かれる数が増えてきて寂しく思ったものだが、レース後の超回復か、謎の力が湧いてきて、もりもりペダルを回せた。リュックも背負った登山ルックだったが、先行車両を何台かパスして終盤の急坂まで到達した。

奥多摩周遊道路の旧料金所付近から見上げると、壁のような山肌にうっすら見える2段のガードレール。ここからがきついところだが、汗ダラダラでこぎつづけて標高1,000mの都民の森に到達した。

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東京都檜原都民の森~森林館

こんな辺鄙なところにあるのに、登山客でごった返す売店。300円の「みとうだんご」は人気だったが、今日はスキップして、家から握ってきた玄米おにぎりをほうばる。

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地図を見ながら、せっかくなので一番大回りで7.6kmの三頭山周遊コースを歩いてみることに決定。14時からの出発だが、日が暮れるまでには戻って来られるだろう。ヘッドライトも持ってきたので、ライト複数つければ帰りの自転車も安心か。

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自転車をラックに厳重にロックして、貴重品と飲料ボトルをバックパックに移し、さっそく登り始めた。しばらく坂を上ると、森林館という施設が見えてきた。途中に階段とスロープの分岐があったが、スロープを上るとトンネルをくぐって遠回りするかたちになる。植木がきれいなので、階段を上る方がおすすめだ。森林館は暖房が効いた快適な施設で、レストランも併設。動物のはく製など、なかなか見応えもあり、登山靴の貸出しまで行われていて、至れり尽くせりだ。

木工教室の制作見本として、椅子や棚が展示してあった。材料費込みの3,100円で、なかなかよさそうな椅子が作れるらしい。めずらしいところでは4,100円のそば打ち道具なども。無垢材でちょっとしたデザインだと数万もしそうなものだが、ここで手作りさせてもらうのもよさそうだ。

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三頭大滝~大沢山~三頭山~鞘口峠

森林館の裏手から、三頭大滝の方向に向かう。ここから滝までは、ウッドチップが敷き詰められた、ぜいたくな登山道だ。セラピーロードと名付けられているだけあって、フィトンチットとかマイナスイオンとか、ありがたい成分を肺いっぱいに吸い込んでいる気がする。足のコンディションもまずまずで、せっかくトレランシューズを履いてきたこともあるので、なんとなく走ってみた。

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ふかふかの道をしばらく進むと三頭滝に到達。落差30mくらいで、細いがなかなか迫力がある。滝見橋の上から絶景を眺められるが、反対側は行き止まりで、滝を見るためだけにつくられたようなな橋だ。

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ここからしばらく上ると右が分岐し、石山の路~深山の路へと続いていく。さすが石山というだけあって、岩肌が露出した険しい登りだが、馬頭刈尾根のように手をつくほどの難所はない。このあたりはブナのすがすがしい新緑が見られた。ここまで見事なブナ林が残っているのは都内でもここと日原川流域くらいらしく、以前登った丹沢山東麓、堂平の名物ブナ林を思い出すほど。

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そうこうするうちに、標高1,482mの大沢山に到達。ここからは道がよかったので、平地と下りは駆け足で進めた。さらに進むと現われた避難小屋。

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中は自由に入れるようなので覗いてみたが、なんと素敵な山小屋風のスペース。我が家よりだいぶ豪華だ。ここで暮らしたい。

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若干下った分を上り返すと、三頭山の西峰に到達した。大岳山や御前山の険しい登りに比べると、だいぶ楽な行程だった。都民の森ですでに標高1,000mを稼いでいたのもあるかもしれないが、とにかく道がよくて走れる区間も長い。思いのほか、他に観光客もいなくて自分一人だったが、ガスっていて眺望はなし。晴れていれば、富士山方面は見通しがよいのだろう。

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三頭山は名前の通り、3つのピークがあるらしく、最高地点は中央峰の1,531m。微妙な距離でこぶ状の山頂が並んでいる。今日は拝めなかったが、遠くから見ると3つ並ぶ頂が見えてユニークな外観らしい。

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途中にしゃれたつくりの展望台や見晴小屋もある。つくづぐ恵まれた登山路だ。ここから先の下りも路面がよいので、テンポよく走って進める。霧の中のブナ林もなかなかよい雰囲気だ。

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標高1,142mの鞘口(さいぐち)峠まで一気に標高を下げて、ここから森林館へは沢沿いに整備された階段を下る。パンフレットでは4~5時間の行程とあったが、途中で結構走ったら、2時間かからずに戻ってこられた。

数馬の湯

バイクを回収して周遊道路を下り、今日最後のお楽しみ、数馬の湯へ。
アクセスが悪くなかなか寄る機会がなかったのだが、今日は着替えもばっちり持ってきた。自転車ラックもあってうれしい。ダウンヒルで冷えた体を早く暖めたい。

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数馬の湯は、瀬音やもえぎの湯のように、ヌルヌルした感触はなかった。無味無臭であまり特徴がないが、一応温泉らしい。内湯も露天も40度くらいでややぬるめ、サウナもぬるくて、帰りのライドに気合を入れるにはちょっと物足りない。月曜定休だが、連休中日で開いていた。そのせいか、休日に関わらず来客はまばらだった。

ここからの帰りは、標高も下がって気温も上がり、下り基調でたまに上り返しがあって軽く汗ばむくらい。自転車でも湯冷めせずに走ることができた。途中の馬場橋付近で、すさまじい崩落箇所があった。さいわい側道なので、大きな支障はなさそうだが、復旧も手つかずという感じだ。

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11時から出発して18:30頃帰宅。半日ちょっとで、ツーリングとトレラン、温泉も楽しめて充実した一日だった。

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