根尾のランニング事情。国道157号樽見駅~うすずみ温泉往復10km

岐阜の長期滞在レジャー(トレーニング)として、ロードバイクと登山以外にもちろんランニングシューズも持ってきた。ここ10年、断続的に走り続けてきたので、3日も走らない日が続くと目に見えて体調も気分も悪くなる。

これから冬にかけてのオフシーズン、レースがなければ平均的に1日5km、月間150kmは走れると調子がいい。その他に週末100kmほど自転車に乗れて、スイムも週に1回4kmは泳げれば最高だ。

そんなわけで樽見駅付近を起点とした手頃なランニングコースを日々開拓中である。

樽見駅~うすずみ温泉(往復10km)

温水峠に伸びる国道157号は、落ちたら死ぬゲート前の能郷集落まではかなり整備された走りやすい道だ。根尾発電所や沿道の工事で車の往来は多少あるが、こんな山奥にしては恵まれすぎなくらい、すべすべの路面になっている。

樽見駅から北に向かって出発し、道の駅「うすずみ桜の里・ねお」までがちょうど片道5km、往復で10kmのランニングコースになる。折り返し地点でトイレを借りたり、道の駅で補給・買物できるので便利だ。

neo_run01

根尾小学校前の交差点に気温表示があるので、温水峠や能郷白山に向かうときはここで最新の気温をチェックできる。12/2の昼頃はまだ13度もあって暖かかった。

neo_run03

春日神社の天然記念物「大フジ」

消防署の分署と駐在所を過ぎた先の根尾中学校の向かいに、春日神社という少し大きな神社がある。この地域には、火葬場と並んで神社の数も多く、住民が減っているのによく維持されているなと思う。

neo_run04

参道に「春日神社の大フジ」という天然記念物の藤の木がある。右手の大きな杉の木に目が行きがちだが、これに寄りかかってまとわりついている枝が大フジだ。

neo_run06

ツル植物の藤が杉に寄生していてグロテスクだが、藤棚といえば頭の上くらいに低く広がる枝を想像するので、垂直に長く生えているのは珍しい。

neo_run08

由来を見れば200年以上の寿命らしく、苔むした幹は風格を感じさせる。

neo_run07

その先の石段を上ると神社の拝殿と本殿がある。結構立派な設えだ。

neo_run09

1,500年前からある湧き水「御姥様の水」

根尾中学校・春日神社の先に、田んぼが開けた場所があり、絶好の撮影ポイントだ。いかにも里山という感じの、のどかな絵が撮れる。

neo_run11

「名水ポケットパーク」と書かれた看板の先に、この付近ではめずらしく紅葉した木々があり、ちょっとしたベンチが置かれている。

neo_run10

その先に「御姥様の水」という湧き水があり、淡墨桜の由来にも出てくる継体天皇が1,500年前に仮住まいしていたという伝承がある。

neo_run12

階段を下るとここにもまた姥ヶ神社という史跡がある。

neo_run13

地味な横ずれ「根尾谷断層」

湧き水の次は、左手に「根尾谷断層」という案内板が出てくる。

neo_run14

1891年の濃尾地震の痕跡で、南の水鳥(みどり)地区には高さ6mの断層が露出していて国指定の特別天然記念物になっている。こちらの断層は「左横ずれ」とのことなので、垂直にそそり立つ壁のような派手さはない。

neo_run15

西側の畑や農道が当時のまま保存されているらしく、確かに植木や道がぐにゃっと曲がった状態になっている。さすがに100年以上前の地震なので、周囲が開発されたり風化して、言われないとわからないくらいの痕跡だが、9.2m横ずれしたこの部分が最大だったらしい。

松葉屋の交差点から坂を上ると道の駅へ

根尾谷断層から先の道は、ますます車通りも少なくなって快適なランニングコースだ。遠くに見える山並みを見ながらバイパスか高速道路のように快適な道路を走れるので気分がよい。自転車なら温水峠に上らずとも、本巣からうすずみ温泉まで往復50kmくらいのコースでかなり楽しめると思う。

neo_run16

松葉屋という飲食店がある交差点を右に曲がって、少し上った先に道の駅がある。自転車だとちょっとしんどい坂だが、こんな奥地にあるわりには充実した施設なので、ぜひ寄ってみてほしい。

neo_run21

道の駅、温泉だけでなく、宿泊施設もあるので、泊りがけで能郷白山の登山に挑戦するのもありだろう。もし能郷谷コースで行くなら、日帰りピストンはハードである。うすずみ温泉で一泊して早朝に出発し、林道入口までは車で向かって体力温存することをおすすめする。

http://tboy.jp/2016/12/05/nogohakusan/

意外と見どころが多い樽見駅以北の国道157号

国道157号で、本巣市街地を過ぎが道の駅「織部の里もとす」から先は、ところどころ簗料理のお店や谷汲温泉があるくらいで、あまり見どころがない。樽見鉄道の終点一つ前、水鳥駅には根尾谷断層や断層の観察館がある。その先の樽見駅には観光名所の薄墨桜を筆頭として、モーニングが名物の喫茶店がいくつもある。

根尾樽見から先のうすずみ温泉までが今回紹介したコースだが、神社や史跡、断層など、意外と見どころがあって飽きさせない。もし根尾に滞在する機会があったら、ぜひスニーカーを持ってきてジョギングしてみてはいかがかと思う。

根尾樽見周辺の林道も、なかなか走り甲斐がある。

http://tboy.jp/2016/12/07/neo_run_night/

スポンサードリンク
tboy_336x280
tboy_336x280
スポンサードリンク
tboy_336x280