国道22~157号で名古屋から岐阜の根尾樽見まで自転車80km自走

新幹線のこだま輪行で名古屋駅に到着。

http://tboy.jp/2016/11/28/kodama_rinko/

北風がやや強いが、気温も10度以上あり快適に走れそうだったので、輪行予定はここで切り上げ、自転車を組み立てて自走で根尾の目的地に向かった。片道約80kmの行程で、後半山に入るわりには国道157号は意外とフラットで走りやすかった。

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名古屋駅前でロードバイク組み立て

GIANTの輪行バッグは収納も取り出しも簡単。巾着状の外袋を取って、数か所留めたバンドを外せばOKだ。バイクの状態を確認するが、フレーム上のバッグも念のためテープで留めていたので、特にパーツが脱落したり問題は出ていなかった。

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輪行バッグ自体の再収納が意外と困難だが、バックパックを背負っているので後でじっくり取り組もうと思って、がばっと放り込んでおいた。

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輪行袋の収納はいったん諦めたが、後ほどやり直して手順を整理した。

http://tboy.jp/2016/12/18/bikebag_packing/

名古屋城の天守閣を背景に記念撮影

せっかく名古屋駅から出発するということで、とりあえず近くの名古屋城まで走ってみた。できれば天守閣間近で写真を撮りたかったが、本丸に入るには入場料が必要で自転車も持ち込み禁止なようだ。

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仕方なくぐるっと名古屋城のまわりの公園を一周して、いくつか写真を撮れそうなスポットを見つけた。北側の天守閣に一番近い堀の角があるが、そこから少し道路側に戻った地点が障害物もなく、一番きれいな写真を撮れると思う。

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国道22号、名古屋~清州市内は快適だが車に注意

GoogleMapを眺めると、名古屋の中心部から岐阜に向かって一直線に伸びている国道が目に入る。途中までは名古屋高速16号一宮線の高架下を並走していて、途中から名鉄バイパスと名前がついている。バイパスということで、自転車進入禁止区間もありそうな予感がするが、とりあえず行けるところまで行ってみようと名古屋城から22号に合流した。

片側3車線の広い道路で、さすが車社会の名古屋だ。すぐに高速道路の下に入り、庄内川を渡って清須市に入る。しばらく進むと清州東の巨大なインターチェンジをくぐるが、進入禁止の標識は見当たらないので、そのまま突っ込んで直進してみた。左からの合流路線に注意する必要があるが、問題なく自転車で通れるようだ。

一宮市までの高速並走区間は、22号自体も高速並みの設計だが、路肩がほとんどなく、スピードを出して追い抜いてくる車やトラックに神経を使う。途中パトカーと並走したが、特に注意されることはなかったので、やはり自転車で走ってNGというルールはなさそうだ。ただ、一度後続車からクラクションを鳴らされたので、車からすればバイパス上の自転車は迷惑この上ないだろう。名古屋の道路はあくまで車優先という印象だ。

一宮から岐阜までは側道メインで飛ばせる22号

当日は北風が強く、路面はよくても30km/hまでスピードが出せず、いろんな意味で汗をかきながら緊張感のある高速区間を通過した。一宮市でようやく普通の道路っぽくなり、写真を撮る余裕ができた。

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ここから先も、交差点以外では本線と側道が植え込みを隔てて並走している広い道路だった。本線は度々横道を高架でまたぎ、自転車で走れないこともなさそうだったが、安全のため側道があるときはそちらを走った。

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それ以外はあまり特徴のない郊外の幹線道路という感じで、ほぼ一直線なのでがんばってペダルを回せばスピードは上げられる。向かい風であがきながら、ようやく木曽川を通過し岐阜県に入った。

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川を渡り切ったところで側道に入ると土手で前方をふさがれてしまい、仕方なく土手上をしばらく西に進んでから、住宅街をじぐざぐ走行しながら加納城のあたりを通り過ぎて岐阜駅に到着した。駅前のロータリーが大きくて寄れなかったが、岐阜駅の北口周辺はかなりの大都会だ。

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岐阜駅から西に進んで157号に合流、モレラ岐阜で休憩

岐阜駅から国道157号、県道53号を経由して長良川を通過。想定外の強い向かい風で時間がかかり、すでに日が暮れかかってきた。

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157号に入れば、あとは目的の樽見鉄道終点、樽見駅までひたすら北上するだけだ。途中でモレラ岐阜という巨大なショッピングモールに立ち寄って軽く食事をとった。

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「日本最大級」といわれているのは伊達でなく、これまで見てきたイオンやイトーヨーカドー系のどのモールよりも大きい。宮城の実家近くに東北最大級といわれる「ザ・モール仙台長町」があるが、水平方向の長さではモレラが勝っていると思った。後ほどWikipediaで調べたら、確かにモレラの方が延床面積10万平米を超えていて、ザ・モールの上をいっている。スーパーと専門店、フードコートのほか、シネコンからなんとボウリング場まであるようだ。

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地元の食料事情をチェックしておきたいと思い、モレラ内のスーパー、Valor(バロー)へ。

nagoya_neo18100円以下均一で安かった菓子パンと、焼き芋をいただいた。冬のツーリングでは温かく炭水化物チャージできる焼き芋がうれしい。

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国道157号、本巣~根尾区間は全然酷くない快適道路

モレラを出てさらに157号を北上。本巣市中心部を過ぎて、道の駅「織部の里もとす」を過ぎると街灯がなくなり、一気に山道の趣になる。Google Earthで航空写真を見ると、織部井から北はまさに谷あいの渓谷に入っていく感じだ。

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国道157号といえば「落ちたら死ぬ」の酷道として全国的に有名だが、実は樽見までのルートは路面もよくて起伏もさほどなく、ロードバイクにとっては格好の練習コースだ。モレラで補給して本巣から垂水を過ぎ、道の駅「うすずみ桜の里・ねお」まで片道26km、往復52km。週末2時間くらいで往復してくるにはちょうどよいくらい。

国道沿いに道の駅が3つもあり、意外と補給に不便しない。夏であれば根尾川沿いにいくつかある「やな」で、鮎づくしの料理を味わうこともできる。これまで何度か根尾を訪ねたが、週末になれば樽見駅に集合するサイクリストをいつも見かけたので、やはり地元の自転車乗りには人気のコースなのだろう。

本巣から先は3本トンネルがあるが、いずれも新しくきれいに整備されている。最初のトンネルだけ1,483mの長さがあり、車道をそのまま走れそうにも思うが、念のため歩道に避けてみた。歩道も十分な広さが確保されており、対向車が来てもすれ違いは問題ない。

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全体的には山に向かっているので緩く上っている感覚があるが、ほぼフラットな路面でエアロバーを握って高速巡行できる。上級者なら30km/h以上のスピードで飛ばせるだろう。信号もほどんどなく、ここから温水峠を伝って福井に抜ける車も少ないのか、ほぼ地元住民だけと思われる交通量。名古屋からの22号に比べれば、のびのびと自転車で走れる。

動物注意!夜の157号で鹿に遭遇

2番目のトンネルを過ぎたところで鹿に遭遇した。よく見ると足が一本折れていて満足に歩けなさそうだが、近寄ってもまったく動じる気配がない。このまま放置しても車に轢かれてしまいそうなので、叩いて道路わきに追いやろうとするが、ケガでショック状態なのか、それとも死に場所を求めて路上に出てきたのか、なぜかびくともしない。

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地元の友人に電話したが「よくあることだ」ということで、荷物受け取りの予定もあるので、仕方なくそのまま放置して先へ向かった。後で調べると野生動物のロードキルは意外と多く、「野生動物の治療費は持ち込んだ人の負担」ということがわかった。車のドライバーであれば、車両の損害や自動車保険が下りるかどうかの方が気になるだろうが、とりあえず幹線道路で動物に衝突したり、死体を見つけたら#9910に電話とのことだ。二次災害を防ぐ目的もある。

事故に遭ったのかも定かでない野生の鹿を路上で見かけた、という微妙な状況だが、おそらくこれから先の岐阜生活で数え切れないほどの野生動物と遭遇することだろう。そういえば鹿マークの「動物注意」標識が、157号のあちこちに立っていた。地元の人にとっては、鹿など害獣あるいは食材に過ぎないのかもしれない。初日からさっそくカルチャーショックの洗礼を受けた感じだ。

名古屋から往復200km以内で自走できる根尾・樽見

その後、脇から動物が飛び出してこないかGENTOSライト2本使用で注意深く前方を照らしながら、10kmほど山道を北上。根尾谷断層や淡墨桜の案内表示が見えてくると、樽見駅のゴールも間近だ。ほどなくして目的地に到着。

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名古屋中心部から根尾への自走は片道80kmくらいの距離だった。慣れている人なら、ここから徳山ダムに向かって揖斐川沿いに周遊するか、温水峠まで上って帰ってくる200kmくらいのロングライドも実行できるかもしれない。岐阜市や大垣市の人であれば、根尾までの国道157号は手軽に渓谷をツーリングできる絶好の練習ルートだろう。

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