東京~名古屋「こだま☆楽旅IC早得」9千円グリーン車で自転車輪行

これからしばらく、仕事の関係で岐阜に滞在する予定である。真冬ではあるが、雪が積もる前にチャンスがあれば自転車に乗りたいと思い、東海道新幹線でロードバイクを運んでみた。

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実は国道1号線沿いに1泊2日で自走する計画を立てていたのだが、11月末の思わぬ時期に関東圏で積雪があり、箱根の山越えが厳しそうだと思ってキャンセルした。

東海道新幹線の輪行は、こだまのグリーン車がおすすめ

新幹線の輪行は実は初めてである。以前、車中泊できる車を持っていた時はバイクも一緒に運んだし、北は仙台、西は松本くらいまでなら、1日で自走できる感覚だった。離島のトライアスロンでは、バイクをヤマト便で送ってしまうので、本格的な長距離輪行は伊豆大島のレース以来だ。

事前に調べたところ、東海道新幹線なら平日の日中、空いているこだまで自転車を運ぶのがおすすめとのことだった。確かに、自宅から東京駅までの電車移動でラッシュの時間帯は避けたいし、のぞみは速いが平日は出張のサラリーマンで混雑しているイメージがある。

「ぷらっとこだま」はチケット受け取りが意外と面倒

こだまであれば、JR東海ツアーズが提供する「ぷらっとこだま」で東京~名古屋間が8,100円と格安で移動できることがわかった。しかもプラス1,000円で座席が広いグリーン車を選べる。おまけでドリンク引換券付きというサービスだ。

ただし、スマホに入れたモバイルSuicaとの併用ができず、新幹線乗車前にいったん改札を出る必要がありそうだ。また、インターネット予約だと出発5日前までで、チケット受け取りが自宅郵送(送料200円)と意外と面倒なことがわかった。電話予約なら2日前までOKで送料350円。ただしどちらも、JR東海ツアーズ支店(例えば東京駅八重洲北口)でチケット受け取りすれば送料はかからないようだ。

すでに出発予定日まで5日もなかったのと、チケット受け取りの方法が郵送でも支店受け取りでも万が一トラブルがあると不安に思ったので、別の方法を探してみた。WILLER EXPRESSの高速バスで、1,500円の追加料金で自転車を運べるサービスがあるが、東京~名古屋間は運行ていなかった。

エクスプレス予約の「こだま☆楽旅IC早得」も同価格

とりあえず普通のエクスプレス予約で新幹線の空き状況を確認してみたところ、どうやらこちらにも、こだまグリーン車の安いプランが用意されているようだった。その名も「こだま☆楽旅IC早得」。東京・品川~名古屋間のこだまで、普通の切符で指定席に乗る場合と、エクスプレス予約の各プランを利用する場合の料金比較は以下の通り。

  • 通常料金:10,880円
  • エクスプレス予約:10,110円
  • IC早得(タイプB):9,770円 ※乗車日3日前の23:30まで
  • こだま☆楽旅IC早得:9,000円 ※乗車日3日前の23:30まで(グリーン車)

楽旅IC早得は、ぷらっとこだまと違ってグリーン車がデフォルトである。ぷらっとこだまでグリーン車にアップグレードする場合は9,100円だから、無料ドリンク分を省いたらちょうど同料金になるように設定されていると思われる。

楽旅の方は3日前まで予約可能で、しかもいつものスマホEX-ICでオンラインで予約・購入できる。在来線からの乗り継ぎもスマホのICタッチでスムーズだ。となると、最安のぷらっとこだま(普通車)8,100円にはかなわないが、どうせグリーン車でゆったり輪行するなら、楽旅IC早得の方が便利だと判断した。

スマホで「こだま☆楽旅IC早得」を購入する方法

予約方法は、モバイルSuicaのアプリから「エクスプレス予約(JR東海)」のボタンを押して、ブラウザからウェブサイトにログインする。検索時に「ひかり・さくら・こだまのみ検索」にチェックを入れると選びやすい。

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割引き対象の便があると「割引設定あり」のアイコンが表示される。

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候補を選択すると、確かに「こだま☆楽旅IC早得」のプランで\9,000と表示されている。一通り3日後以降の空席を調べたが、ウィークデーに悠長にこだまに乗って出かける人も少ないのか、どの時間帯でも余裕があるようだった。

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ただし、座席は楽旅プラン用に割り当てられているシートが少ないのか、まばらにしか空いていなかった。残念ながら最後尾のシートはすべて埋まっていたので、代わりに最前列の座席を予約した。

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こだまグリーン車でのんびり輪行旅

移動当日は早朝のラッシュを外して9時台に中央線に乗った。東京駅まで直通の青梅特快だが、ラッシュの影響か3分くらい遅れて到着したのでちょっと焦った。結果的に途中からキャッチアップして1分の到着遅れで収まったが、何が起こるかわからないので東京駅での新幹線との乗り継ぎ時間は余裕をみておいた方がよさそうだ。

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輪行袋は先日購入したGIANTのSUPER LIGHT BIKE BAGで、前後輪外してコンパクトに自転車を収納できる上、サドル・ハンドルで自立できるので安心感がある。最後尾車両の運転席側、広いスペースに立てかけておけば、多少混んできてもまわりに迷惑をかけずに済んだ。

http://tboy.jp/2016/05/30/bikebag/

無事こだまに乗ったが、グリーン車最後尾シートの後ろの収納スペースは案の定、他のお客さんにすでに占有されていた。そもそもシートをリクライニングされると自転車が潰れそうなので、自分が座っていない座席の後ろに置くのは不安だ。

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計画通り最前列にバイクを置くが、どうやっても2名分の場所を取ってしまう。とりあえず車掌さんに注意されることはなかったので、脚を縮めて窮屈な姿勢でしばらく乗ってみた。

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東京から品川、新横浜、小田原を過ぎたあたりでも他のお客さんは乗って来なくて、静岡まで来ても座席はがらがら、グリーン車はわずか10%くらいの乗車率だった。

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どうやら平日のこだまグリーン車はがら空きで、別に空いているシートに自転車を置いて自分は足を伸ばしてもよかったのかもしれない。とりあえず少しバイクを立てて足元のスペースをつくり、名古屋までの長旅、仮眠をとった。

こだまは各駅停車の上、大抵の駅で5分くらい停車するので、その間にホームで弁当や飲み物を買う余裕がある。そのためか、通常の車内販売は行われていなかった。

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これまで仕事の出張では、新幹線で寝て日頃の寝不足を補うか、ぶちぶち切れるWiMAXにイラつきながらメールを打ってばかりだった気がする。足元に輪行バッグを置いていたので、あまりゆったりできる感じではなかったが、東京から名古屋まで2時間、外の景色を眺めたりしてのんびり旅行できた。

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時間に余裕があれば、東海道新幹線での輪行はEX-IC早得のこだまグリーン車を利用するのがおすすめだ。

その後、目的地の根尾までJR在来線~樽見鉄道を乗り継いで輪行する予定だったが、天気が良かったので試しに名古屋駅からロードバイク自走で向かってみた。

http://tboy.jp/2016/11/28/nagoya_neo/

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