光学式心拍計FitbitCharge2購入レポート。軽量でバンド交換も可能

久々にトレーニングで心拍を測ってみようと思い、先月発売された最新のFitbit Charge2を購入した。Fitbitはウェアラブル活動量計のメーカーとしてはJAWBONEに並ぶ老舗で、バングル型のアクセサリータイプからApple Watchライクな本格トレーニング用まで幅広くラインナップしている。その中でCharge2は前モデルのCharge HRと同じ、ミドルレンジの価格・機能で、自分的にはちょうどよいと感じた。

3年前、歩数計測だけできるリーズナブルなZipを持っていたが、スマホアプリと連携して目標達成ごとに通知やメールを送ってきたりして、ゲーム感覚でエクササイズを楽しめるのが新鮮だった。歩数や睡眠時間のライフログを取るなら、無線でクラウドに情報集約できるのが圧倒的に便利だ。

チェストベルトの心電式から腕時計型の光学式へ

以前、Suuntoのt3dと心電式の心拍計を胸に巻いて走っていたが、漠然と記録を取っているだけであまりトレーニングに活用できなかった。トレーニングの度にベルトを着けるのが煩わしいのと、洗っても汗臭いのが取れない気がして、数か月で心拍計は使わなくなってしまった。t3d本体も今では完全にベルトが切れて、ロードバイクのハンドルに針金でくくりつけ、サイコン専用機と化している。

http://tboy.jp/2016/05/06/suunto_t3d/

Apple Watchが出てから、光学式の腕時計型心拍計に興味を持った。心電式の煩わしさは身に染みているので、ベルトを巻かずに手元で簡単に脈を取れるのは革命的だ。日々の歩数や睡眠時間を測れるライフログ機能も充実していて、バッテリーさえ長持ちすれば1日24時間つけていたいデバイスだ。

Apple Watchを選ばなかった理由

Apple Watchならトレーニングや仕事用の腕時計と付け替える手間がないのも、ものぐさな自分にぴったりだと思った。さすがデザインはアップル製品、ガーミンやポラールの「いかにもスポーツ用」という無骨な見た目でなく、メタリックなケースにベルトも各種付け替え可能と洒落ている。サードパーティー製も含め、ステンレスや本革のベルトなら、仕事中にスーツに合わせてもそれほど違和感がなさそうだ。

Series2でFeliCa/Suica対応になり、これさえ腕に巻いておけばスマホも財布も家に置いて走り出せる感じで、ますます隙がないApple Watch。しかし以下の理由で購入は見送った。

  1. 最新モデルは税込み4万円超と高価
  2. iPhoneと連携しないと使えない(自分はAndroidスマホユーザ)
  3. バッテリーの持ち時間が短い(通常利用で3日間くらいが限界らしい)
  4. 他の人とかぶりまくる

いろいろ理由があるが、個人的には4番目が大きいかもしれない。Apple Watchなら他でたくさん使い勝手が報告されているので、微妙にマイナーな製品を選んでレビューしてみたいと思った。また、仕事上やむなくMacbookを使うときもあるが、昔からApple製品には割高なデザイン料が上乗せされている気がして苦手だ。MacよりDellとかLenovo、iPodよりCreativeの格安mp3プレーヤーとかにそそられる。

Suunto、Garmin、Polarも敢えて候補から外した

トレーニング用のウェアラブルデバイスとして、この3社が筆頭に挙がるだろう。ライトなエクササイズというよりは、本格的なトレーニング用のログ機能や登山用GPSが充実していて、他のにわかウェアラブルメーカーよりは一日の長があると感じる。

Suuntoの心拍計は光学式非対応

Suuntoは現時点で光学式の心拍計を出していないようだ。最近の製品ラインナップを見ると、やはりGarmin/Polarよりデザインはいいのだが、Ambit3でも5万円はして、ケースの素材がチタンやセラミックの上位モデルは10万円を超えるようだ。

ファッション雑誌でSuuntoの広告もよく見かけるようになり、どうもApple Watchと同じデザイン重視の高級志向で、安価なライフログデバイスと差別化を図ろうとしているように思う。ただ、5万円も出すなら、素直にApple Watchを買いたい気もする。

Garminはデザインがいまいち

GarminはForeAthleteやvivoactiveのシリーズで光学式心拍計を備えた機種が出ている。やはりGPSに関しては老舗のGarminが優れていると思うが、その分バッテリーの持ち時間が少なく、何日もつけっぱなしというわけにはいかなそうだ。デザインもまあまあだと思うが、Apple WatchやSuuntoと比較すると、安いカシオのクォーツ時計のように見えて、ビジネス用に兼用するにはちょっとカジュアルすぎる気がする。

ただ、2016年11月19日発売予定の最新ForeAthlete35Jは価格も2万円台で、光学式心拍計・GPS内臓と、いろいろバランスがよい気がする。GPSオフなら9日間、GPSオンでも13時間はバッテリーが持つというのも魅力的だ。これだけ長持ちするなら、トライアスロンやウルトラマラソンの競技時間もクリアできる。見た目はかなりApple Watchを意識したような角丸長方形のデザインで、Garminの従来品よりすっきりした外観なのもよい。

Polarはちょっとマイナー

PolarはSuunto/Garminに比べると、市民アスリート以外にはブランドの知名度が低く、何となくマイナーでインパクトに欠ける気がした。A360は今回購入したFitbit Charge2に近いスペック・価格帯でカラー表示なのも魅力的だが、交換ベルトがカラフルなウレタン製しかないのは残念だ。

市民プールでスマートウォッチ着用はまだ難しい

防水強化されて水泳中のラップ計測ができるFitbitFlex2もおもしろそうだが、通っている市民プールはそもそも腕時計着用禁止なので、トラッカー部分だけ外してキャップやパンツに入れる工夫が必要だろう。

スイムで使えるウォークマン兼ヘッドフォンも興味があるが、民間のスポーツクラブでしか周りで使っているのを見たことがない。

Apple Watchはスイム中の心拍も測れる高機能らしいが、公営プールでウェアラブルデバイスを使うのはまだ難しそうだ。

Fitbit Charge2がちょうどいい理由

結局のところ、価格的・機能的にCharge2が「自分にはちょうどよかった」といえる。3万円以上払うなら他に投資すべきシューズや栄養食品があり、光学式心拍計とディスプレイ付きの最安モデルが2万円台のFitbit Charge2だった。

fitbit_charge2_review01

心拍計と基本的なライフログ以外の機能はそれほど必要性を感じないので、その分、小型で軽量な方が望ましい。手首が細い方なので、普段付ける時計もケースが小さくて薄いのが好みだ。寝る時もレース中も付けるとしたら、軽いに越したことはない。

また、他社製品と違う決定的な理由は、ベルト交換可能で金属・本革製のよさげなバンドが手に入ることだった。本体ケース側面はシルバー色なので、ステンレスのベルトに替えたら、Apple Watch並みにかっこよくなるのではないかと思った。

http://tboy.jp/2016/11/09/fitbit_charge2_band/

GPSは付いていないが、その分価格が安く、GPS付きのスマホと兼用すれば経路のログを取ることも可能である。ランニング中の持ち物は増えるが、現状ではGPS機能はスマホ側に任せた方が、デバイス本体からバッテリーを省けてスマートな気がする。実際にGPSが必要なタイミングはトレーニングの最中だけで、日常生活や睡眠中に手元に使わないGPSを付けている意味はない。

そんなわけで手に入れたFitbit Charge2。実際のトレーニングでの使用感についてはまた報告していきたい。とりあえず何度か走ってログを取ってみた記録についてはこちら。

http://tboy.jp/2016/11/10/fitbit_charge2_run/

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