雲取山、ロードバイク自走&日帰り登山

標高2,017mで東京都最高峰の雲取山。同じく神奈川県の最高峰、蛭ヶ岳(標高1,673m)は登ったことがあるので、こちらもいつか行ってみたいと思っていた。

鴨沢の登山口までは奥多摩駅からバスで向かう必要があるが、ロードバイクで自走してみても問題なかった。路面はよいので帰りはほぼ走って下りて、日帰りで往復できた。

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鴨沢登山口~堂所~七ッ石小屋

自転車といっても、坂道ではビンディングがないと少々きつい。そのまま歩けるトレランシューズで来たので、青梅から奥多摩湖までの上りはいつもより時間がかかった。鴨沢の登山口に到着したのは11時頃。バス停にはトイレが併設されていて、ちょっとした売店と自販機もある。

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泊りがけで雲取山に登って来たのか、戻って来る登山客ばかりで、これから登る人は少ない。 舗装路をしばらく登ると、村営の駐車場が見えてきた。夏休みの日曜でほぼ満車。もしかすると林道沿いにここまで自転車で上がってこられたかもしれないが、勾配がきついので、スピードは歩くのと変わらない気がする。

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いったん林道に出て、脇道から登山道に入っていく。

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うっそうとした森の中で、眺望はまったくない。鴨沢から山頂まで1,500mくらい登るので、尾根伝いに10km以上の距離はあるが、傾斜もそこそこある。日陰になっているからか、路面はぬかるんでいる個所が多く、ゴアテックスでも防水でもないシューズの中に水がしみ込んできた。

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奥多摩エリアでも山梨・埼玉との県境にあたる奥地だが、やはり百名山で人気があるのか、下って来る登山客は多い。ときどき対向者と譲り合うくらい道は狭いところもあるが、基本的に岩場も鎖場もなく、泥のぬかるみ以外は歩きやすいコースだ。

1時間強で堂所(どうどころ)のチェックポイントに着いたので一休み。といっても、腰かけられるベンチも岩もなく、すぐに出発。

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さらに進むと七ッ石小屋という山小屋に辿り着いた。ここで標高1,597m。ペットボトル300円で売っていて、宿泊もできるようだ。このあたりで霧が出てきて、山小屋からは雲しか見えない。

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少し先に水場があった。今回もトレランバッグに2リットルの水を背負ってきたので、今のところ補給は必要なさそう。

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石尾根縦走路~七ッ石山~雲取山山頂

いくつか分岐点があるが、七ッ石山経由で雲取山の山頂に向かう。

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しばらく歩くと、石尾根縦走路という鷹ノ巣山と東西につながる尾根道に合流した。ここから先は道が広くてぐっと歩きやすくなった。

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七ッ石山の山頂は特に何もないが、これからアプローチする雲取山の山頂がよく見える。

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いたん高度を下げて登り直すと、路面の石も減ったので、ちょっと走ってみた。トレイルランニングには最高のコースだと思ったら、案の定、走って来る人が大勢いて、普通の登山客よりトレイルランナーの方が多いくらいだった。中には10人以上のグループで走っている人もいたが、みな奥多摩駅からピストンでやって来るのだろうか。

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雲取山のヘリポートと山小屋を過ぎて山頂への登りがはじまると、鹿2頭に出くわした。丹沢の鹿はすぐ逃げるが、雲取山では人間と共存しているのか、近寄っても相手にされない。スギの木の芽を食べるとか、ヤマビルを媒介するとかで、もはや害獣扱いに近い野生の鹿。いずれ捕獲されて、道の駅「たばやま」の鹿カレーにされてしまうのだろう。

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これで山頂かと思ったら、まだピークがいくつかあり、山小屋が見える最後の坂を登って14時過ぎにようやくゴール。山小屋では自由に休めるようで、寝袋を広げて仮眠を取っている先客がいた。

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山頂は雲の上で景色は雄大。山梨側を見ると、近くにもっと高い山が見える。

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雲取山山頂には明治時代に設置された三角点がある。埼玉側からも登山道が通じていて、いろいろな方向から登ってくるお客さんで賑わっていた。

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三条の湯~林道後山線

鴨沢の登山口に戻るのに、登ってきた道はぬかるみがきつかったので、少し遠回りだが「三条の湯」方面のルートを開拓してみることにした。山頂近くは急勾配だが、三条ダルミの分岐点からは、緩く長い下り坂が続く。わりと賑やかだった往路に比べて、こちらのルートでは誰一人としてすれ違わなかった。

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ところどころ傾斜が厳しい斜面や岩場もあるが、路面は悪くないので、ほとんど走って下りられた。ぬかるみも堂所付近に比べればずっと少ない。

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ほどなくして三条の湯に到着。こちらは意外と宿泊客でにぎわっていて、ベンチで休んでいたら「温泉に入っていけ」とすすめられたが、今日は着替えもなく先も長いのでまたの機会に。

あとで調べたら600円で日帰り入浴も可能なようだった。とはいえ青梅街道から林道を10kmも入ったところにある秘湯。なかなか来られるものではない。

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その先、しばらく進むと後山線の林道に接続。ここまでの砂利道をマウンテンバイクでやって来る人もいるようだ。

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残りの10kmを休み休み走って、国道411号に合流。走って下るなら、ひと気もなく三条の湯経由は正解だったが、おもしろみのない林道部分が長いので、雲取山に登るなら鴨沢からの方がおすすめだ。

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青梅街道をしばらく歩いて、出発地点に戻ったのは17時頃。鴨沢から11時出発でちょっと遅いかと思ったが、下りで走れたおかげか日没前に戻ることができた。ここからバスを待たずにマイペースで帰れるのが自走のメリット。青梅までの下りは自転車でのんびり走って帰った。

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