ハセツネ2016エントリー成功(ランネット準備編)

「ハセツネ(長谷川恒男)カップ 日本山岳耐久レース」

参加定員2,500名。そのうち、30K上位完走者男女合わせ1,100名、15回以上完走者、スタッフボランティアの優先枠を引いた一般枠1,000名強に対し、3~4倍ともいわれる倍率で受付開始からわずか5分程度で満員になる国内屈指の難関エントリーレース。東京・大阪マラソンのような抽選方式でないため、本気で一般枠の出場権を得たいなら相当の下準備が必要と思われ、ちまたでは「0次関門」とまで呼ばれている。

自分はトレラン初心者で、ハセツネは30Kも含め未経験だが、これまで数々のマラソン大会エントリー合戦で培ってきたランネット対策ノウハウを駆使して、今回初参加にして幸いにも出場権を獲得することができた。

ハセツネエントリー対策、6つの準備

実は先の3/24午後9時に、富士登山競走へのエントリーを計画していたが、仕事に集中していて、うっかり忘れてしまうということがあった。3年前に五合目コースを制限時間内クリアできたのだが、昨年も残業で山頂コースへのエントリーを逃してしまったので、参加資格を生かせるのは来年が最後のチャンスとなってしまった。この反省を踏まえて、6/1のハセツネ申し込み日は徹底的にエントリーに備えようと決意していた。

自分なりに対策方法と注意点をまとめてみたので、今後ハセツネへのエントリーを計画されている方の参考になればと思う。

①エントリー作業のための時間と場所を確保

ハセツネのエントリー開始は平日の朝10時。このタイミングで申し込みできる時間と場所を確保することが大前提となる。社会人には少々厳しい時間帯と思われるが、自分はたまたま夜型の職種なので、かえって好都合だった。むしろ午後9時開始の富士登山競走の方が、打合せや残業で参加が難しい。

趣味に理解のある職場や家庭であれば、とにかく根回ししてエントリー時間を確保するしかないだろう。事前準備も含めて、申し込み開始30分前の9:30にはスタンバイしていることが望ましい。10時近くになったら、まわりには申し訳ないが玄関に鍵をかけ居留守。携帯・スマホもマナーモードにするか電源を切っておく。

②安定したネット接続環境を準備

できればPCから有線LANでネットに接続しておきたい。自宅もしくは職場の高速回線、光ファイバーで接続できればベター。Windowsやその他ソフトの自動アップデートは事前に済ませておくか、設定解除しておくこと。ブラウザは使い慣れているものでよいが、Chrome、Internet Explorer、Firefoxなどであれば、どれでもよいだろう。(今回はFirefoxでエントリー成功した)

③RUNNETに事前ログイン、エントリーぺージを開いておく

ランネットのエントリーページはあらかじめブラウザで開いておこう。一応ランネットの注意事項に従い、複数ブラウザ・タブでの同時アクセスは禁じ手としておく。(以前試したら特に問題なく申し込み完了できたが)

また、ランネット利用の推奨環境が指定されているので念のため確認。WindowsであればOSはVista以上、ブラウザは上記3つ(IEはver.9以上)であれば問題ない。デフォルトのままなら大丈夫だが、ブラウザの設定でSSLやクッキー、JavaScriptを無効化していないか確認しておこう。

ここで注意点は、レースのページの中で、大会要項などが記載された初期表示の「基本情報」でなく「エントリー」のタブを開いておくこと。10時を過ぎてから気づいて「エントリー」タブを開こうとすると、その段階で待機画面が表示されてしまい、ひと手間かかってしまう。

hasetsune_entry01

④申し込みに必要な情報を整理しておく

ランネットでのエントリー画面の遷移は、以下にスクリーンショットをまとめたので参考にしてほしい。

申し込みでは、ランネットに登録してある会員情報以外に、緊急連絡先の氏名・電話番号の入力や、各オプションの選択が必要になる。その他の生年月日や住所などは、会員情報がそのまま適用されるようなので再入力は不要。そのため、もし「郵便物の受取先を変えたい」などの事情があれば、先に会員情報を編集しておいた方がよいだろう。

フォームで記入が必須なのは次の項目だ。

  • 血液型(プルダウンメニュー)
  • 緊急連絡先(氏名、全角)
  • 緊急連絡先(電話番号、半角、ハイフンあり)
  • 公認マップの申込(A2版カラー1部800円、不要/申込する、部数)
  • 完走賞Tシャツサイズ(XS/S/M/L)
  • 山岳遭難対策制度加入の有無(3種いずれかに加入している/加入予定)

血液型はRH+-も選択が必要なので、ここで「自分はなんだったっけ?」と悩まないように。公認マップは公式サイトでも同額で買えるが、支払い方法はゆうちょ銀行への振り込みだけなので、手数料が惜しければ注文しておけばよい。最後の「山岳遭難対策制度」について恥ずかしながら認識していなかったが、後で調べて参加に必要だとわかった。いくつか保険の選択肢があるようなので、どれに加入するかはあらためて検討したい(今回のエントリーでは「加入予定」を選択して済ませた)。

その後、各種保険を比較してモンベルの野外活動保険に加入した。

今年エントリーしたハセツネの参加資格に、「山岳遭難対策制度(...

フォーム入力を急がなくてはならない理由は、待機画面のループを抜けてエントリー画面にたどり着いても、入力中に定員に達して締め切られてしまうことがあるからだ。申し込み画面の上部には「エントリー完了者数が定員に達した場合は、申し込みの途中であっても、受付が締め切られます」という警告が常に表示されている。

hasetsune_entry_warning

最速でエントリーを完了させるために、上記の必須情報は事前に用意して、よどみなく打ち込めるように練習しておいた方がよいだろう。

⑤フォーム入力を高速化する(オプション)

以下は必ずしも必要ではないが、1%でもエントリーの成功確率を高めたいなら試してみてもよい小技だ。定型文の単語登録だけなら無料で導入できる。

まず、フォームの必須入力項目でタイピングに時間がかかる電話番号などは、Microsoft IMEで単語登録しておくとよいだろう。例えば「で」と打って変換したら「090-XXXX-XXXX」が候補に出るように「短縮読み」を登録しておく。名前が長いとか複雑な漢字の人も、同様に名詞として登録しておくとよいだろう。自分は日常業務でも、「よ>よろしくお願いいたします。」とか「お>お世話になっております。」など定型文を登録して、メール作成を効率化している。IMEの辞書機能は覚えておいて損はない機能だ。

hasetsune_entry_ime

さらなる高速化のテクニックとして、もしロジクールのゲーミングマウスを使っていたら、任意のボタンに「マルチキーマクロ」を登録して、クリック1つでテキスト入力させることも可能だ。通常はゲーム内での武器/スキル発動や、DTP/CAD作業でツールを割り当てる機能だが、文字列も登録することができる。

hasetsune_entry_logicool

ハセツネ用であれば、右クリックか親指側の「戻る/進む」ボタンに電話番号だけ割り当てておけば十分かと思うが、発展形としてG600のようなサムボタンが10個以上ある変態マウスもあるので、使いこなせればかっこいいと思う。

個人的には瞬時に判断して押せる補助ボタンは4個くらいが限界なので、ロジクールであればG300Sあたりがコスパも高くおすすめできる。

⑥ハードウェアを強化する(オプション)

これ以降はさらにどうでもいい話だが、悔いを残さないよう「エントリー0次関門」に全力で臨みたいなら、機材も強化しておこう。

LAN環境

下り1Gbps以上のギガレベルの光ファイバーが使えることは前提として、ルーターやハブ、LANケーブルが古いとボトルネックになるかもしれない。簡単に交換できるところでは、LANケーブルをカテゴリ7対応、金メッキシールドプラグの単線仕様で、なるべく強そうなものに替えておくとよいだろう。

PCスペック

たかだかブラウザ上の作業なので、ネットブックでもタブレットでもよさそうだが、PCのスペックにも投資しておいて損はない。万が一、エントリー中に運悪くフリーズしてしまっても、ハイエンドCPUにSSDなら再起動が早くて再エントリーに間に合うかもしれない。

ちなみに自分は職場のマシンを借りて、2年前に組んだものだがCore i7にグラボもGeForceGTXシリーズのワークステーション級PCで臨むことができた。モニタも4Kで表示領域が広いので、画面スクロールの手間を省けて若干有利だったかもしれない。

hasetsune_entry_pc

キーボードとマウス

使い慣れているものが一番だが、できればこれらも無線/Bluetoothでなく有線USB接続の方が安心だろう。

hasetsune_entry_key_mouse

自分はチェリーMX赤軸の英語配列メカニカルキーボードで、AXドライバを用いて右AltキーにIME切り替えを割り当ててある。メカニカルに興味が出たら、FILCOのMajestouchシリーズがスイッチの種類とキー配列・レイアウトが豊富で非常におすすめだ。10年以上同社製品を使い続けて、自分は赤軸のテンキ―レスに落ちついた。青軸以外ならオフィスで使ってもそれほど周りに騒音で迷惑をかけないと思う。

マウスはロジクールのG303に、今は解散したDHARMAPOINTのマウスパッドを使っている。G303は小型軽量でシンプルなボタン配置ながら、上位機種と同じDelta Zeroセンサーや、マウスパッドのサーフェイスキャリブレーション機能を搭載した逸品だ。

ランネット入力編に続く。

ハセツネのエントリー成功に向けて、前回に引き続き、ランネット...
スポンサードリンク
tboy_336x280
tboy_336x280
スポンサードリンク
tboy_336x280